読書会7 の第2章では選択をするために多くの事業のアイデアを考えます。このときに読書会6 で職員が作ってくれたMIPシートが大いに役立ちました。
昼食中など、思い立った時にたった4項目を書くだけで終了です。
また最近話題の「考えない練習」(小池龍之介著 小学館)。仏教では「考える」ことは快楽であり、快楽は暴走しバーチャルな刺激に依存して現実を感じることが出来なくなる。目の前を見ろということらしい。
「二念を継がない」 雑念が湧いても追いかけない。目の前の事柄だけに集中する。
これらの考え方は、今回のような読書会には必要かもしれません。現実に捉われては重すぎて本質を考えることから逃避したくなります。思考停止へ自らを追い込んでは元も子もありません。
「正法眼蔵随聞記」では「法を聞時吾我を存ずるなかれ」とあります。
内容は、最近仏道を勉強しようとする者の中には、理解していることを主張しようとしてすぐに反応を見せるものがいる(我が強い)。教えを聞きながら吾我のことばかり考えているから、聞くことも疎かになり理解できない。