税理士 駿河健太郎のblog


所長 税理士・行政書士 駿河健太郎
関東信越税理士会所属 埼玉県行政書士会所属

税理士法人SKYの哲学は”超現場主義”です。
どんなに情報技術が発展しようとも、お客様と顔を合わせて人間的なお付き合いをさせていただくことを基本としています。

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2010年6月11日金曜日

読書会7

予定ですと今日は第3章71ページまでです。

ここまでの第1章と第2章をまとめてみます。

第1章はドラッカーの理解ですが、戦略を立てるときに重視すべき方向性を確認しています。
(他の部分は、文脈を単純にするため今は省略します。)
 
第2章から実際に考える作業が始まります。

つまり、第1章を理解しなければ、同床異夢に終わってしまいます。

第2章では、
(1)現在の事業で成果をあげる余地があること
(2)未来の事業で成果をあげる余地があること
の2点を考えます。

ここでは「現在」と「未来」という用語が、「成果」向かってフォーカスされていることに気付く必要があります。

「成果」について「現在」を考えると、まだまだ現在の事業で「伸びしろは十分にある」(p39)ことがわかります。
「未来」では、チャンスが無限にあることがわかります。

これらから導き出されるチャンスの全てに対応できるわけではなく、また最適に実現するために「選択と集中」を行います。そこで最後にSWOT分析を通じて選択します。

以上です。
この本ではSWOT分析(PP.58-59)が秀逸です。この次に読む予定のコトラーのマーケティングでは、正しくSWOT分析を行うならTOWSの順番で行うべきと書かれています。
P58では、まずO=Tと考えることから始まります。その中から確実にTと呼べるものを認識し、次にOを認識します。(TO)
P59では同様にS=Wと考えて(WS)の順番になります。
まさにTOWSの順番で分析を行うことになります。