税理士 駿河健太郎のblog


所長 税理士・行政書士 駿河健太郎
関東信越税理士会所属 埼玉県行政書士会所属

税理士法人SKYの哲学は”超現場主義”です。
どんなに情報技術が発展しようとも、お客様と顔を合わせて人間的なお付き合いをさせていただくことを基本としています。

また、税理士法人SKYのSKYとは
Support
Kindly
for Yourself
の略称です。常にお客様の目的に寄り添ってお役に立つことを目的とした会計事務所です。


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2017年10月25日水曜日

情報公開<>個人情報保護

個人情報保護法の制定以来、私たち税理士へも保護の徹底を顧客の立場から求める方に会うことがあります。
ほんの少し前でも誤解×誤解のため絡まった糸を解くのに苦戦しておりましたが、現在では誤解^3になってしまい頭を抱えております。

誤解①個人情報保護法は公務員の個人情報を保護するためにできました。(かつては、自宅住所が各公務員名簿に記載されていたと記憶しています。)さいたま市でも2000年代に元官僚の殺人事件が起きてしまいましたが、このケースのように公務員の自宅までストーカー行為をできなくするための法律です。

誤解②税理士をはじめとする各士業は制度創設以来、高度な守秘義務が課せられているために目的外に個人情報を利用すると懲罰の対象になるため、漏洩させない体制が戦後すぐから維持されている。

誤解③皆さまが想定している個人情報は所謂マイナンバーだと思いますが、マイナンバーは、収集・保管・廃棄の3つを規定しているだけで、本当の個人情報(センシティブ情報)は誤解②のことです。

②に含まれるものが本当のセンシティブ情報であり、マイナンバーは高度に保護する対象とは言い難いものです。②には病歴・身体欠損・彫物・非嫡出子その他多くの情報があり、数十年に亘り確実に守られています。