また「はじめに」には本書が「現在地」「目的地」「ロードマップ」を知る役割を果たすと述べています。
その前提には業績不振から抜け出せないのであれば、現状が迷子になっている点があります。
その直後に『本書は、正しい答えを知るための「ワークブック」です。』と書かれています。
私にはこの文脈で「正しい答え」が上記の何を指すのかわかりません。「目的地」が正しい答えなのか、このプロセス全体を指して正しい答えというのか、先に進みながら気にかけていきます。
つぎに、本書に書かれている質問に30%答えられれば合格だそうです。我々の目標は「半年以内に数字で業績改善を表せるようにすること」ですから、本書の読破スピードは1ヶ月の予定です。30%で良いのですから、どんどん読み進めようと思います。
(2010年6月本書読了、2010年11月目標達成です。)
下の方の記事にもありますが、私はドラッカーは灯台の役目を果たしてくれると思うので、読み進めても事あるごとに復習する予定です。
そして最後に、コンサルタント向けのメッセージだとは思いますが、お客様は不況期だからこそ良い商品を求めていると書いてあります。これはコンサルタントに限らないと思います。不況期だから何も出来ないでは、お客様に対して失礼だと思います。お客様に最適な商品の提供もさることながら、自社ではお客様の要望には応えられないとはっきりさせてあげる勇気も必要だと思います。