今年最後のブログです。複式簿記の世界から世の中の誤解を正したいと思います。論点は2点だけです。
労働分配率は低い方が良いのです。労働分配率100%の世界は、自給自足です。当たり前ですよね?
自分の労力を投入したものは全て自分のもの。資本は関係ない。これが労働分配率100%の世界です。飲み水もトイレの水も自分で汲んで自分で消費します。
これでは社会貢献もなにもあったもんじゃありません。
次は内部留保は多い方が良いのです。
内部留保を0にする世界は金の卵を産むガチョウを殺すことです。明日からどうやって生きていけばよいのでしょう?
あっ、労働分配率100%の獣のような生活をすれば達成できますね!
毒舌になってしまいました。
しかし、複式簿記と資本主義を理解すれば、資産とその源泉が何であるのかわかるのです。これを理解できない人には永遠にわからないのです。しかも、資本主義の輪から自力で優位になる方法論を語る人はみたことがありますが、自力で資本主義=限定交換に代わる世界をつくり、そこで人がそうなりたいという世界に生きている人には寡聞のためみたことがありません。
つまり、人は人と支え合いながら生きているのです。
今年も多く人の助けを借りて生きていくことができました。
みんな、ありがとう!!!