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続けるということ |
小資本の競争原理としていつも言うのは、関与先の社長から教わった「継続年数が参入障壁に比例する」市場を作り上げるということです。
お客様に説明しながら、「継続年数」と一口に言っても同じことをただ続けることではないのですよ「需要=お客様が欲していること」を日々改善を繰り返して掘り起こしてあげることが継続です。昨日と同じことを明日も思考停止して供給することでは参入障壁たる「継続年数」には成りえません、と言っている自分に気が付きました。
その言葉は自分自身にもあてはまります。
TKC創設者の飯塚名誉会長は講演の中で「巡回監査の徹底」を職業会計人の生き残りのための条件に挙げていますが、その言葉の深さを再確認しました。ただ刑事事件にも耐え得るほどの証憑票と会計帳簿の突号で事足れりとするのは真の巡回監査ではありませんと述べています。
別の講演では、お会いした方の「額の奥に抱えている問題」を瞬時に見抜く「洞察力の練磨」が経営者に必要な能力とであると述べています。
お客様の要望を日々聞きながら巡回監査の質とレポートの改善を続けることが「巡回監査の徹底」であると再確認しました。